2012年01月11日

神保町 可以

神保町 可以

神保町という街が僕は個人的にとても好きだ。
古書店街としても有名だし,おいしいカレー店が多いことでも人気で,
僕も実際,電車をのりかえて何度か足を運んでいる。

古書店を1軒1軒めぐったこともあれば,
カレー店マップを手に1日に数軒食べ歩いたことも懐かしい。

そんな神保町は有名ならーめん屋さんがなかなか多いことも僕としては気になるところだ。

神保町の「ラーメン二郎」をはじめ,「ラーメン用心棒」や「肉そば総本山 神保町けいすけ」,
「麺屋33」,「麺者 服部」,etc…名前をあげるとたくさんのお店が出てくる。

今回食べた「神保町 可以」もそんな有名店のひとつだ。
高田馬場の「渡なべ」や池袋の「瞠」,おなじく神保町にある「北かま」などをプロデュースしている
渡辺樹庵さんのプロデュース店ということで僕はとても楽しみにしてここへ食べに行った。

場所としては…地図がないと発見できない隠れ家店。
そとにでかでかと看板があるわけでもないし,よくわからないビル1階の,
それもちょっと入口が奥に引っ込んだところにあるので僕が見つけたときも
ここではないんじゃないか?と疑ったほどだった。

僕が高田馬場の「渡なべ」に初めて行ったときもそんな感じだったけれど…。


お洒落で店内の照明が暗めな木目調デザイン,
平日の夜7時だけれどお客さんはそんなにいなかった。

食券機で購入したのはつけ汁を2種類選べるというお得な「二色つけめん」(850円),
しかも麺が500gまで大盛り無料とあったのでもちろん大盛りにしてもらった。

スープはなんと9種類もあった。
・醤油 ・味噌 ・海老醤油 ・海老味噌 ・辛醤油 ・辛味噌
・カレー ・トマト ・黒胡麻(あっさりのみ)
黒胡麻以外はすべて「あっさり」か「こってり」で選ばなければならないので,
実際のところ17種類あることになる。

悩みに悩んで頼んだのは海老醤油(こってり)と海老味噌(こってり),
正直食べ終わってから,そのヴォリュームに
「次からこってりふたつはなしにしよう!」と心に刻むこととなったのだが,
どちらも凄まじい濃厚さのなかから海老の薫りもしっかり香ってきて,
これらが別々のお店でメインとして出てきても不思議じゃないくらいのおいしさだった。

つけ汁もひとつひとつ量があって,麺と相談しながら食べるということもなく
がっつりつけて食べれるというのが嬉しかった。

僕は終始食べ終わるまであまりにテンションがあがってにやにやしながら食べていたので,
お客さんがすくなくてほんとうに良かったとおもっている。

2012年に入って僕は10数軒らーめん屋さんに行ったけれど,
つけ麺ではまちがいなく一番おいしかった。
posted by ramenman at 13:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

三鷹,つけめん処あすなろ食堂

三鷹,つけめん処あすなろ食堂

「ベジポタ系」という言葉もいまではだいぶ浸透してきて,
らーめんの1ジャンルとして確立したと言ってまちがいない。
濃厚なドロドロのスープには魚介や豚骨・鶏などの動物系スープと
じゃがいもや玉葱,にんじん他様々な野菜が長時間の煮込みによって
跡形もなく溶け込んでいる。
麺は極太で,見た目だけでもかなりの存在感を放ち,
それだけで食べてもコシがあって小麦も香ってきて味わうことができる。

つけ汁の中にはゴロゴロとしたお肉の塊があって,お店によって鶏肉を使っていたり,
だったり角煮のように一塊どでかいのが入っていたりして…

と,「ベジポタ系」を思い浮かべるだけで食べたくなってしまう。


すこし前まではベジポタ系を食べるには,わざわざすこし遠出しなければいけない
マイナーな系統だったように思うけれど,いまはそんなことがない。

ちょっと探してみれば案外ちかくで見つかったりする。

三鷹にある つけめん処あすなろ食堂もそのひとつだ。

三鷹というと代表的なところでは,駅前に有名店つけめんTETSUがあったり,
お昼だけ営業の行列店 文蔵,純水な醤油らーめんの老舗 中華そば みたか,
などがあるのだけれど最近雑誌を見ていて,
そんな三鷹にベジポタ店があると知ったのだった。

これは行くしかない!

というわけで僕は三鷹へと向かったのだった。
三鷹駅北口を出て,警察署のほうへ向かう。
さらに進むと井の頭通りへとぶつかる。
信号を渡りさらに突き進む。

駅からまっすぐ向かえば10分ほどだ。

なんともほのぼのとした,昭和の食堂の雰囲気を醸しだすお店には白い暖簾に大きく,
あ す な ろ 食堂
と書いてある。

看板には「限定カレーつけめん」とあってなんだか気になる。

入ってみると,7席のカウンター席が一列に並び,その一番入り口側に
小さな食券機が置かれている。

入り口にあった「カレーつけめん」のほか,
「とまとつけめん」や「辛つけめん」などもあってすごく気になる。
けれどやっぱり最初はスタンダードで,
と「濃厚つけめん」(750円)にした。

夜は18時からの営業で,僕が18時ジャスト入店して一人目のお客だったこともあってか
つけめんができて運ばれてくるまでには10分ほどかかった気がする。
僕はそのあいだずっと,夫婦と思われる厨房のふたりの様子を観察していたので飽きなかったけど…。

出てきたつけめんはやはりベジポタのイメージ通りのものだった。
けれど麺はしっかり湯切りされていて余計な水気がなくスープとよく絡んだ。
麺が茹であがると,奥さんのほうがとても大きなざるのなかで麺をしっかり揉みほぐし,
がっつり湯切りしていたのだ。

ここは張り紙につけ汁のおかわりサービスをやっていないということが書いてあって,
そのためにあまりつけすぎないように気をつけなければいけないのだけれど,
代わりにいつでも温めなおしてくれるというサービスがある。

それに,あとから来たお客さんたちはみな麺の量を「中盛多めで」という風に微妙な頼み方をしていて,
そんなサービスもあるのかと学んだ。

食べ終わる頃には既に満席となりとても賑わっていた。

僕はよく吉祥寺の えん寺に行ってしまうのだけど,
変わったメニューがあるので,これからはここもベジポタ系が食べたくなった時の候補店としていいかもしれない。
 
posted by ramenman at 13:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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